沖を眺める

梅雨前の6月上旬の山から。

くねくねと砂利道を歩いて家から20分。お気に入りの場所からの風景です。この時期の空は雲も多くて夕景も優しいピンク色から始まります。

寒くも暑くもなく長袖一枚でちょうど良い季節は自由に動けて嬉しいです。といっても今年は例年になく朝晩冷えるので、フクロウもなかなか鳴いてはくれません。

昨年の3月から急に今まで見なかった鳥がぞくぞくやって来ました。そのせいかとも心配していますが…このゆったりとした風景が長く見られますように。

こちらは梅雨真っただ中の6月下旬。少しの晴れ間。

季節を通して沖が晴れていると、もうじき天気になるねと皆ホッとしながら言います。特に冬は(笑)

山の天気は沖の様子で大体分かりますが、時には山から霧が降りてきたり、ここだけ雲に覆われたりということもたまにあります。

高尾集落は標高320mくらいです。ここら辺の人が買い物に行く時は「下に行ってくるわ」「下りてくるけど、何か買って来る物あるか?」とか言っているのですが、それを聞いた町の人は「ん…下りるって?」と不思議な顔。そうですよね~。けれどこんな風に毎日沖を眺めているとそれが普通の感覚になっていきます。