短冊 星に願いを

もうすぐ15歳。重症心身障害児と言われてからもうすぐ15年経つ息子が持ち帰ってきた短冊のお願い事。

彼の夏の好物は、スイカ、枝豆、トウモロコシ。母子で枝豆が大好物なので、殻になった莢がどんぶりに山盛り一杯。

夫はこれを見て、気持ち悪いと眉間にしわ(笑)自分だってビールだけは冷やすのを忘れないくせにね。

そんな息子が食べたい物を伝える時は目からビーム光線が出る。感知した私は冷蔵庫や棚にある物を浮かべ、しょっぱいお菓子?海苔?納豆?シュークリーム?などから彼の今食べたい物を選び出す。所望の物が無い時、不満足そうに視線を落とし無言になる…。明日用意しとくねって言葉には意味が無い。今食べたい物は明日にはもう要らない物になっているよね。このビーム光線、出す方も受ける方も真剣勝負!今年はたくさん枝豆たべれるかな?食い気がいつも先行する短冊だけれど、星のマークが大好きなので、服もついつい星柄が多くなる。その星を指で撫でてご満悦。