春の野山です。
左上がカタクリの群生、右上が錨草、左の木はケヤキの芽吹きです。
お気づきでしょうか?カタクリの上の木々にツルがのびているのを。葛のツルが木に巻きつき、成長を止めて森の木々を枯らしてしまう場所が増えています。
山菜採りの時にツルを切って掃う時間が増えて行く近年です。山を崩したくないですよね。
この時期は歩いていると花々の香りに包まれます。
朝、窓を開けると藤の花の香りに迎えられ、夕暮れにはウワミズザクラのしっとりとした香りが降りてきます。
夜、雁木でぜんまいやワラビを揉みながら蛙の声を聴いていると思わず笑みがこぼれてきます。
暑くもなく寒くもない風に吹かれながら過ごす一時。
幸せだな。有難いな。と感じます。
そんな山での暮らしを一緒にできる仲間が増えていくように祈っています。
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